イマドキの大学 PC環境

今春、子供が大学に入学する。

新生活といえばパソコン選び。半ばオヤジの趣味も兼ねて、普段見ることのない「新品の」PC情報をWebで見たりしている。そこで感じたことをメモ。

文系学部に進学したとして、まあ最低限在学中にどんなスキルが身についていればよいのか。Microsoft Officeが操れるようになって、なんちゃってでもプログラミングの素養を習得できていればよいのかな、とは思う。となったとき、いったい大学側はどんなIT環境を提供しているのか、という疑問がわいた。

すると、どこの大学もMicrosoft Office365を一括で契約していて、在学中は自分のPCに自由にインストールして使えるのが主流のようだ。

UTokyo Microsoft License | 東京大学

Office 365 ProPlusの提供開始について | 慶應義塾ITC

Office365(Officeアプリケーション) | 早稲田大学ITサービスナビ

PCのスペックやOS (Windows or Mac)に対する指定をしていない大学も多い。Office365としてはWindows版もMac版も提供しているし、学校として手取り足取りサポートするつもりはないが学生が好きに選べ、というスタンスか。

学校によっては、Adobe製品やMathematicaMATLABまでも提供しているところもあったりする。

当然キャンパス内はWi-Fiが満ち溢れていて、どこでもネットに繋がるのだろう。インターネットという言葉すらなく、電子メールを読み書きするにも、24時間冷房でとにかく寒かった電算機室でUNIXワークステーションを触るしかなかった私の学生時代とは大違いである。

 

このような学内の環境からすると、Wi-Fiは必須でOfficeは不要。加えて、一人暮らしを始める人であれば家や外出先用にWiMaxなどのネット環境をそろえる、くらい?

イマドキのPCには最低Wi-Fiはあるからいいとして、店頭モデルや大学生協モデルのパソコンに未だにバンドルされているMicrosoft Officeは少なくとも不要だろう。単に商品単価を上げるだけの口実に過ぎなくなっている。なのでCTO(通販)でOfficeを外して購入するのが最適解ということか。