タテ長?ヨコ長?

【山田祥平のRe:config.sys】マルチタッチ、スクリーンとパッドの上下左右 - PC Watch

気になったポイントはここ。

でも、現在のディスプレイは横長、しかも、ワイド画面が普通だ。縦方向に窮屈さは感じるものの、高くなる一方の解像度がそれをカバーする。それに、今後の紙の書類は、横長のものが多くなるのではないか。おそらくはワイドネイティブな世代が、そうした書類の世界をスンナリと受け入れるのではないか。そうなると、縦方向のスクロールよりも、横方向のスクロールが重要視される時代がやってくる。ページは縦に並べられるのではなく、横に並べられて、横方向にスクロールしてページを繰る時代だ。そうすることで、たとえば、相変わらず縦書きが多い日本語などで、電子書籍の小説を読むような場合との違和感も少なくなるにちがいない。

後半のスクロールの方向云々はともかくとして、「今後の紙の書類は、横長のものが多くなるのでは」という仮説は面白いと感じました。確かにPCのディスプレイは4:3の頃からヨコ長。タテ長の書類を表示しようとするとどうしてもPCの画面左右に余白が生まれてしまうわけで、それよりはヨコ長の書類の方が画面を効率よく使えます。

よくよく考えてみると、仕事で書類を作成するときは圧倒的にPowerPointでヨコ長の資料を作成することが多いので、「書類のヨコ長化」は徐々に進んでるのかもしれません。まぁ印刷するときは2in1でタテ長レイアウトにすることが多いですが。

これによると、日本の公文書がA4に統一されてまだ20年経ってないようです。日頃見慣れているA4の文書も、あと20年もしたらヨコ長の文書の方が一般的になってたりして。