「過剰歯」と言うらしい

ことのはじまり

数ヶ月前、4歳になったばかりのジナンがやたら指を口に突っ込んでて、おいおい今さら指しゃぶりか?と思っていたら「歯の根っこがカユい」とのこと。普通ならそのまま放っておくものなのでしょうが、我が家の場合は、もしや...と思い当たる節があり、翌日かかりつけの歯医者さんに連れて行ったら、ドンピシャ。乳歯と永久歯の間に余分な歯が生えてくる、「過剰歯」の一種だったのでした。


ぼけぼけなので見にくいですが、通常のチューリップのような3つ山がある歯ではなく、1つ山の尖った歯が生えてきています。

過剰歯 - Wikipedia

歴史

なぜ思い当たったのか。それは自分、それにチョウナンの2人とも、全く同じところに過剰歯が生えてきたのです。

  • 自分の場合:乳歯抜ける→永久歯生えてきた→なんか形が尖ってて普通と違うぞ→やがてその前方から別の歯(これが本当の永久歯)が!→なんかおかしいと思い歯医者に→「余分な歯だねぇ」ということで即刻過剰歯を抜歯→歯並びが悪く、歯医者の勧めに応じて小学校時代に歯列矯正→中学の頃に永久歯が虫歯に→やがてボロボロに(過剰歯を放っておいたせいで永久歯に栄養が行き渡らなかったのかも、という説明を聞いた)→結局永久歯も抜歯して差し歯に替え今に至る(つまり今ある歯は乳歯から数えて4本目の歯)
  • チョウナンの場合:幼稚園年中の頃、幼稚園で友達に突き飛ばされて前歯を強打→前歯2本ともほどなくして抜ける→なんか尖った歯が生えてきた!もしかして?!→歯医者で過剰歯と診断→ある程度伸びた時に抜歯→それから約3年間なかなか永久歯が生えて来ず→小2の夏になってようやく永久歯がこんにちは。

「過剰歯」で画像検索すると、直視するのがちょっと辛い画像も多数出てきますが、我が家の3人の場合は普段歯が生える場所に近い場所に生えてくるものだったので、適切な時期に抜歯(早めに前の歯を抜歯して、後から生えてくる歯のスペースを邪魔しないように)すればそれほど気にする必要もないそうです。もっとも、抜歯したからといって次の歯が生えるスピードは早くならないので、間抜けヅラを子供にさせてしまう期間が長く、成長してから違った意味で恨まれそうですが...。

ということで、ジナンは現在ときどき歯医者さんにチェックしてもらいながら、抜きやすい長さになるまで歯をのばしているところです。

ちなみに

過剰の反対、つまり普通より歯の数が少ない人もいるそうです。高校の友人が父娘揃って下の前歯の数が少ない、しかも友人は自分の娘の歯が少ないと診断を受けるまで自分の歯の数が少ないことを意識したこともなかった。。。ということを聞いたときはさすがに驚きました。歯が生えるまでにいろいろあったのは自分だけだろうと思ってましたので。